映画「岳 －ガク－」

 映画　「岳　－ガク－」

 

原作からストーリーはかなり変更されているが、全体的には良かった。

 

島崎三歩役は、小栗旬。

三歩のジャガイモ顔がイメージ出来ないかもと思ったが、小栗はヘアスタイルも短くしたため、それほどミスマッチではなかった。

三歩との体格の差が少し気になるところだが、そこは気にしなくても映画の内容には差し障りないと思う。

話口調も演技指導されたように思えるが、実物の三歩は存在しないから、映画のイメージがこれからの三歩のイメージとして残っていくのだろう。

名セリフ、「よく頑張った」、「山においでよ」もちゃんと入っている。 

 

椎名久美役は、長澤まさみ。

僕のイメージでは「どうかなー」と思っていたが、映画ではバッチリ合っていた。

しかし、久美ちゃんがピッケルであんなことしたけど、出来るモノかな。。。

斧でもないと出来ないと思うが、ピッケルってそんなこと出来るモノですかね。 

 

野田正人役は、 佐々木蔵之介。

三歩と幼なじみなんだけど、小栗との年の差が少し離れて見える気がしないでもない。

それは、原作も同じかもしれないな。

 

牧英紀役は、渡部篤郎。  

「脅せ。徹底的に死を意識させて登らせろ。」、バッチリ合ってますね。

もう少しヘリで、アプローチに苦労するシーンがあってもいいくらいだ。 

 

何より疑問なのは、何故三歩は「岳」キャップをかぶっていないのか。

次回作があったら、是非デイモンとのふれあいと、「岳」キャップを付けた三歩が見たい。

そしてやっぱり、ザックも居て欲しいな。

タグ：映画