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ハイキング企画:「北鎌倉 天園(てんえん)ハイキング・コース さわやか探検隊」 [ハイキング企画]

2011.06.18 23:00 さわやか、さくら、チンチロ合同父親の会

onozone : 「明日、キノコ先生ともう一度キクラゲ狩りに行こうと思うのですが」

タケ隊長:「じゃあ、行ってみようかな」

撮り鉄S氏:「行ってみますか」

深夜2:00過ぎまでカラオケで盛り上がる。

2011.06.19 10:00 タケ隊長宅

「おはようございます。」

タケ隊長、撮り鉄S氏、onozoneの3名は、 天園ハイキングコースを目指すことになった。

全画面キャプチャ 20110619 215618.jpg

2011.06.19 10:34 北鎌倉駅下車

前回は朝が早かったので殆ど人に会わなかったため、北鎌倉駅は寂れた印象しか無かった。

こんな遅い時間に来ると、もの凄い人がやってくる所なんだなぁ。

臨時の改札口まで出来て、出るのも一苦労だ。

DSC01181.JPG

何かお祭りで御輿でも出ているのかと思ったが、どうやら皆さんの目当てはアジサイと寺見物にあったようだ。

みんながみんな、キクラゲ狩りに来ているわけではなさそうだ。(僕らくらいか・・・)

面白おかしな旅になりそうだ。(沢山モリモリで行きましょう。)


今日の参加メンバーの紹介。

まずは、我らがヤブコギ・マスター、タケ隊長。DSC01187.JPG 武器はもちろんiPhone

もう一人は、SLフォトグラファーの撮り鉄S氏。DSC01188.JPG ハイキング企画初参加で、Nikon D90を携えて登場です。(山から電車が見えるかって? 見えない見えない。)

そして、趣味はテニスという、キノコ先生。DSC01255.JPG 武器はザイルと思いきゃ、山なのに何故か釣り竿を持って現れました。

さて、僕を含めたキャラの濃い四人の珍道中は、いかに相成ったか、天園(テンエン)ハイキング・コース、キクラゲ狩りの始まりです。


2011.06.19 10:53 建長寺

前回は、明月院から天園ハイキングコースに侵入したため、今回は建長寺から入ることを提案した。

拝観料300円を払うことになって申し訳ない。

DSC01195.JPGDSC01194.JPG

建長寺は来たことが無いと思っていたが、 國禅寺の巨大な山門を見た途端に1年くらい前に家族で来たことを思い出した。

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300円払ったにも関わらず、殆ど素通りしてしまい、申し訳ない・・・。

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天園ハイキングコースへの入り口は、寺の奧にあるようだ。

DSC01213.JPGDSC01214.JPG

殆ど忘れていた場所だったのだが、奥まで歩いていたことも思い出した。

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 そうそう、タケ藪もあったなぁ。

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この坊さんが何者なのかは、未だによくわかっていない。。。

たぶん偉い坊さんだったのだろう。

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ここから先は神社だそうで、撮り鉄S氏曰く、昔は寺と神社の区別が無かったのを明治新政府が神仏分離したとかなんとか・・・物知りだなぁ、SLだけじゃないんだなぁ。

どうも宗教には疎くて申し訳ない。


2011.06.19 11:08  GPS高度 57m 建長寺 半僧坊大権現

この鳥居からは神社になるらしいが、登りが続きそうだ。

 DSC01226.JPG

きのこ先生とは、天園ハイキングコース内で落ち合うことになりました。

全画面キャプチャ 20110622 05501.jpg

 


2011.06.19 11:13  GPS高度 99m 

上の社には、それなりに段数のある階段を上ってすぐに着いた。

DSC01230.JPGDSC01229.JPGDSC01228.JPGDSC01227.JPGDSC01234.JPGDSC01233.JPGDSC01236.JPGDSC01237.JPG

 

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天園ハイキング・コースに出た後、キノコ先生に会うために明月院方向に向かう。 


2011.06.19 11:34  GPS高度 85m

キノコ先生は何故か釣り竿を片手に、ザイルを肩から掛けて待っていた。

DSC01250.JPG

全画面キャプチャ 20110622 235702.jpg

???何故に釣り竿を?

この謎は、キクラゲ狩りのためにハイキング・コースを逸脱してヤブコギをしたのちに解けるのだが、当初はサッパリ不明だった。

ヤブコギをしつつ、未知の森に分け入り歩みを進める4人。

前日の激しい雨によって斜面はドロドロであり、転ばないようにするのが精一杯。

どう見ても、ジャングルを進む怪しい探検隊ご一行様であり、ハイキング・コースを通る一般のハイカーから見えない位置で良かったと思う。 

幾つかのポイントでお目当てのキクラゲをゲットするも、大量に採れるポイントを探しつつ歩く。

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そのような所でも、「降りられないかなぁ」と尾根道を見つけると一人突き進んで調査してしまうタケ隊長である。

キクラゲは、ハイキング・コースの脇でもちらほらと立ち枯れの木にも見つかることがある。

しかし、このような小さなキクラゲを集めていく人は居ないようなのだが、本日に限っては見つけたキクラゲは全て我々の採取象となった。

DSC01251.JPG

と、ここでハイキング・コースの脇の崖下にめざとく沢山のキクラゲを発見したキノコ先生は、勇ましくもザイル降下して採取するという。

DSC01256.JPGDSC01255-1.JPGDSC01254.JPGDSC01253.JPG

すると、タケ隊長に「あなたもやってみますか?」

「だはは、やってみようかな!」

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先生は補助ロープとカラビナで簡易ハーネスを作りタケ隊長に括り付け、メインロープにエイト環を通した。

d0066856_7244630[1]-1.jpg

同じような絵を探したが無かったので、想像出来るように掲載。

絵はロープ1本を通しているが、この時は立木に廻したロープを2本に束ねて通してエイト環に通している。

左ロープが立木側、右のロープを右手で持って降下速度を調節して降りる。 

(動画で撮っているので、編集して載せる予定。)

タケ隊長は崖下に降下して、キクラゲを採取して滑る斜面を苦労して登って戻ってきた。

無事に戻れて良かった、ご苦労様でした。


2011.06.19 12:31 GPS高度 140m

またしてもハイキング・コースを外れて、ヤブに突入。

全画面キャプチャ 20110626 71250-3.jpg

非常に怪しいキノコを、木の上に発見。

DSC01260.JPGDSC01262.JPG

きのこ先生は、ヤナギ松茸ではとの話だったが、真相は・・・?

このキノコ、持ち帰った先生如何でしたでしょうか?

僕の調べた限りでは、ヤナギ松茸の成菌になったもののようにも見えます。

(幼菌は丸い傘をしており、これと比較しても似ていないようにも見えるが、成菌はツバも出来て酷似している。)

果たして、これはヤナギ松茸なのか?

ヤナギ松茸ならば、その食味は非常に美味との話なので「喰ってみたいー」と思うが、チャレンジするには度胸がいるな。

 

ココで先生は、キクラゲを探してごらんなさいと言う。

「注意深く探せば沢山見つかりますよ」

どうやら、事前にリサーチしてココにキクラゲが沢山有ることを知っていたようだ。

・・・が、探しても見つからない。

「立ち枯れの木を見つけること、上もよく見る必要があります。」

上? オオッ!

DSC01264.JPG

どうやら、試験問題だったようだが、ヒントを貰わないと判らなかった。

3-4m上にキクラゲがビッシリと生えている。

しかし、この立ち枯れの木には登れそうな枝はなく、残念ながら採取は無理・・・・・と、思ったが・・・。

ずっーと気になっていた、釣り竿がここで登場した。

ハハーン、なるほど釣り竿は高い木の上のキノコを採取するのが目的だったのか・・・しかし、やっぱり・・・どうやるんだ?

オモムロに取り出したナイフと、「く」の字型に曲がった添え木と、ゴムバンドを取り出し釣り竿に捲いていく。

DSC01265.JPG

なんとなくわかり始めたが、先生特製の「高所キノコ刈り取り器」が完成したようだった。

完成した刈り取り器を スルスルと伸ばしてキクラゲポイントまで上げる。

そういうことか、それで釣り竿なのかぁ、なるほど恐れ入りました。

この刈り取り器のポイントは、なんといっても「く」の字に曲がった添え木の角度だ。

この角度が無ければ、ナイフの刃をキノコに当てづらい。

先生はかなり工夫して、添え木の角度を求めたようだった。

僕が撮った写真では、キチンと高所のキクラゲに刃が当たっていないものしか無かったが、実際はキクラゲを刮ぎ採るのに成功している。

DSC01270.JPG

すばらしい工夫と、キノコ採取への飽くなき挑戦魂をシッカリと見せて貰いました。

ありがとう、キノコ先生。

お陰さまで、かなりのキクラゲを採取出来ました。


2011.06.19 13:18 GPS高度102m

キノコ先生と、ハイキングコース脇の石窟群を見つつキノコを探す。

DSC01288.JPGDSC01287.JPGDSC01286.JPGDSC01284.JPGDSC01282.JPGDSC01281.JPGDSC01280.JPG 

石窟・・・ 先生によれば、これらは「やぐら」と呼ばれるらしく、ものすごい数のやぐらが存在するようだ。

それだけ修行のために、石に向かって掘り続けた先人達がいたということだろう。

 

もうお昼を過ぎてしまっていて、ヤブコギの連続により我々は腹ぺこ状態になってしまった。

特にお昼ご飯を用意していなかったので、下山することになった。

キノコ先生とはまたの再会を約束して、ここでお別れとなった。

先生、本日はありがとうございました。 

次回は違うキノコを見つけに参ります。

 


2011.06.19 13:39 GPS高度 47m

キノコ先生と別れて下山を急ぐ。

「腹減ったぁぁぁ、飯、飯ぃぃぃぃ」と叫びつつ、歩みを進める。

さすがに生キクラゲで腹を満たすのは出来ないので、ザクザクと降りる。

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覚園寺を過ぎたところで、天園ハイキングコースの出口に到着。

 

飯は、鎌倉宮への道すがら、おいしそうなお店を見つけることにした。

「鎌倉ハンバーグ」

ジューシィなお肉の焼ける臭いに釣られて、吸い込まれるように入店。

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ビールで乾杯、ハンバーグステーキ万歳

うー、うまいぃぃぃぃー。

腹ぺこなのもあるだろうが、このハンバーグはデミグラス・ソースとマッチしていて清く正しいマジメなお肉の味がしました。

さわやか腹ぺこ探検隊の胃袋は、今まさに満たされた。

しばらくは、ハンバーグとビールの余韻に浸されて、天園ハイキングコースの話題で盛り上がる。

 

鎌倉駅まで歩いて、大船経由で藤沢へ。

江ノ電は混み具合MAXなのでパスした。

 

さわやか探検隊のみなさんお疲れ様でした。


家に帰ってから、キクラゲの下処理を行った。

タケ隊長が採った巨大キクラゲなど、大量に貰ったので、一日では食べられなさそうだ。

まずは、水洗いを徹底的に行う。

こうしてみると、まるで牛タンのようだ。

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石突きや、破損している箇所なども切り落とす。

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デカイ、、キクラゲから、チビッこいキクラゲまで沢山ある。

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これらは、さっとひと茹でしてから、水で冷やす。

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今夜の夕飯は、春巻き。

たっぷりとキクラゲを入れて貰った。

子供にも大好評!

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歯触りがいいよね、キクラゲは。

 

次の日は、豚しゃぶの付け合わせに残ったキクラゲを添えて、味噌汁の具にもなった。

DSC01308.JPGDSC01309.JPGDSC01310.JPG 

ウマイねぇ。

キクラゲ最高!

おしまい。

 


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