ハイキング企画「金時山」 [ハイキング企画]
2013.04.11
電車の中で撮り鉄S氏と山登りに行くことに決めた。
暑くなる前に金時山に登って置きたかったのだ。
2013.04.13 08:00 藤沢駅
改札で待ち合わせをして、小田原駅、そして大雄山線で大雄山駅へ。
今回の目的地は金時山であるが、大雄山駅から歩いて道了尊、最乗寺を経て明神ヶ岳そして稜線を歩いて金時山へ至るルートだ。
金時山から先はご相談という、行き当たりばったりないつもの山旅になった。
ガーミンGPSのロギングデータによれば、地図上の歩いた距離は21.78km。
低山ハイクとしては天気が良かっただけに暑い登山となり、それなりの距離を稼いだため後半バテバテになった。
寒い季節のハイキングから、暑い季節への切り替えが必要だなと痛感した。
2013.04.13 09:10 GPS高度 20m 大雄山駅
気温は20℃近く暖かいというより暑い感じ。
蒼いギミックは撮り鉄S氏がウェザーニュースから貰った観測機「ソラヨミマスター」だ。
風速、標高、温度、湿度などなどが測定できる優れもの。
これで山行時の記録を取ってみようというワケだ。
僕もポイントをためている最中で、いつか貰いたいと思っている。
ポイントを貯めなくても、ここで売っているけれど・・・やっぱり高いね。
さて、まずは道了尊へGO。
撮り鉄S氏「どっちに行けばいいんですか?」
「えーと、こっちです。」
・・・・しばらく進むと地蔵堂へのバス亭を見つけた撮り鉄S氏。
「この道は道了尊への道では無いですね・・・」
うっ、また間違ったか。
というわけで、余計な時間を費やして道了尊への道に戻るハメに。
2013.04.13 09:51 GPS高度 117m 大雄山最乗寺参道入り口
最乗寺へはいつもバスを使っていたので参道を歩くのは初めてだ。
3つの門と中国式星座名を冠した石燈籠型の道しるべが28あり、道程がわかるようになっているようだ。
この道は「天狗の小道」とも呼ばれ神奈川の古道50選に選ばれているそうだ。
最初の門が「最乗寺専門僧堂」が現れた、門の上の字は読めない・・・
参道には石楠花などの様々な花が咲いていて楽しめるようになっている。
あじさいの木も沢山有った、6月には見頃になるだろうか。
参道にはゴミ一つ落ちていなかった、綺麗に掃除されている。
この道はアスファルトの上に何かクッション材をひいているようで踏むと柔らかい。
足の負担を軽減してくれるようになっている。
牛は「山羊座」を表す。 9丁目まで登って来た。
ここにトイレがあった。
綺麗に掃除されたトイレで有り難い、トイレ休憩。
二つ目の山門に出た。
2013.04.13 10:34 GPS高度 350m 最乗寺
最乗寺に到着、旅の無事を祈っておこう。
おっ、あの赤いヤツは・・・
これじゃなく。
おおっ、汚れたペイントが新しくなっている!
よくよく見てみると、レリーフに書いてある奉納時期が僕の産まれた年月日に近い・・・同級生か!
2013.04.13 10:42 GPS高度 350m 明神ヶ岳ハイキングコース入り口
いよいよ、ここからが本格的な山道だ。
その前に高度を見てみますか。
気圧計による高度は296m。
見えづらいけれど、血中酸素濃度は95%くらい。
最初の登りからいきなりの急登と荒れた登山道になっていて、なかなかハードな出だしの道。
登山道が雨で流れて荒れている。
2013.04.13 11:30 GPS高度 669m 明神ヶ岳見晴小屋
300mの高度を稼いで見晴らし小屋に到着。
天気が良くて暑いけれど、この先の開けた場所がもっと暑いだろうな。
丹沢の山々、そして 大野山がよく見える。
その昔、ここはスキー場だったそうだ。
元スキー場跡地なだけに、ひらけた場所で木陰が無いため暑い。
2013.04.13 11:57 GPS高度 795m 神明水
暑い暑いと登って行くと、この水場に出る。
やっぱり山の水は旨いねぇ。
持ってきた水道水を全て捨てて、神明水と入れ替える。
2013.04.13 12:32 GPS高度 1033m 明神水
ここにはもう1カ所給水ポイントが有る。
2013.04.13 12:55 GPS高度 1178m 明神岳頂上
腹減ったなぁ、と言いつつ登頂。
頂上はお昼を食べるハイカーで賑わっていた。
座れそうな場所が無かったので、ベンチを占有してお昼にする。
血中酸素濃度は95%。
風はそよ風程度。
登って来て暑かったが、徐々に冷え始める。
ここから金時山まで行くにはまだまだ距離があるので早々に出立する。
ここからは稜線の尾根歩きだけど、結構アップダウンが続き、眺めも良いので楽しめる。
2013.04.13 14:11 GPS高度 999m 火打石岳
明神ヶ岳と金時山の中間にあるピークなんだけど、山頂という雰囲気はない。
縄文時代にここで産出した玄武岩の一種「燧石(ひうちいし)」を石器を作ったことから名付けられたとのこと。
金時山までまだ95分かかるらしい、ちょっと焦ってきた。
箱根の仙石原ススキ草原が見えてきた。
金時山のピークが近くなってきたが、距離はまだまだあるようだ。
2013.04.13 15:01 GPS高度 883m 矢倉沢休憩所
金時山に登る前に一気に下らなくてはならない。
ということは、一気に登りがあるということ。
最後の登りは急登でかなり疲れる、その前に休憩を取って栄養と水分の補給。
2013.04.13 15:48 GPS高度 1214m 金時山頂上
金時山 公称標高1213mに登頂。
最後の登りはきつかったですね。
トイレ休憩と金時娘の茶屋でコカコーラを購入して一服。
しかし、既に16:00近いので急いで下山することに。
乙女峠から御殿場ルートは遠いかな・・・ということで、直接足柄駅へ向かうルートで下山開始。
足柄駅へ向かうルートはここで分岐する。
どちらもコースタイムは130分と同じだったので、じゃんけんで左に進むことに決定。
ところどころに親切丁寧な道標があり、非常に有り難い。
よくよく見ると岩田という方が書いた道標。
自費で立てたのだろうか。
小山町が立てた道標の隣に私設の道標がある。
ここからはアスファルトの道を御殿場線の「足柄駅」まで進む。
やっと「足柄駅」に到着です。
電車を待って「山北駅」まで移動して、立ち寄り湯の「さくらの湯」に寄って旅の汗を流していきます。
お疲れ様でした。
春の終わりから夏の始まりを身体で感じながら箱根外輪山を歩く旅を満喫出来ました。
藤沢に戻って「萬福楼」で爽やかクラブの飲み会に飛び入りで参加させて貰い、ビールを美味しく飲みました。
おしまい。
コメント 0