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ハイキング企画「西丹沢縦走 大滝から山中湖へ避難小屋の旅 1日/3日」 [ハイキング企画]

・・・・事の始まりは、隊長の執念から。

「西丹沢から山中湖へのルートを歩きたい。」

そういえば、数年前から言い続けていたような気がする。

本人曰く、20年以上前からやろうと思っていた・・・らしい。

隊長は若い頃からチャリダーマンで、チベットあたりもチャリンコでウロウロしていたというスゴイ男だ。

たったら、西丹沢くらい・・・と思うが、近いからこそ「いつでも、行ける・・・」と思ってしまうとなかなか行けないところだ。

今回は隊長の子供「ワク」と3人で西丹沢の大滝から山中湖を目指す2泊3日の山旅となった。

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初日は西丹沢の大滝キャンプ場まで電車とバスを乗り継いで移動し、大滝登山道入り口から畦ヶ丸(標高1293m)を目指す。

畦ヶ丸には「畦ヶ丸避難小屋」があり、今夜はまずそこで一泊する予定だ。


2013.10.12 12:49 GPS高度 516m 西丹沢大滝キャンプ場

小田急線の新松田駅からバスに乗って大滝までやって来た。

バスの中は大きなリュックを背負ったハイカーで満席だったが、流石にバルトロ75はデカくて目立ったようだ。

しかも、バスの終点「西丹沢自然教室」より随分と手前の大滝に、巨大なザックを背負って降りたのは僕だけで、バスの運転手は「本当に大滝で降りますか?」 と聞くほどだった。

・・・大滝で、その荷物はあり得ないだろう?

という視線がバス中のハイカーと運転手から浴びせられたのだった。

「はい、ここで降ります。」

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バスは「西丹沢自然教室」を目指してトンネルに消えていった。

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10月で天気は快晴・・・とは言え、大滝キャンプ場は少し肌寒さも感じる。

本当なら、隊長親子と同時に2時間以上前に、ここに到着する予定だった。

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前日夜遅くに帰宅して、早朝起きてから用意する予定だったのに、起きたら朝7:00時だったというお粗末な状態。

隊長に連絡を入れて畦ヶ丸避難小屋で落ち合うことにしたので、昼時の今ここに一人で降り立ったのだ。

隊長からは何故か「牛乳」を買ってきてという指令が渡されていた。

夏場なら無理だろうが、この時期なら今日中に飲むなら大丈夫だろうが、しかし何故牛乳?

指令通り「牛乳」を買い、ザックには家の冷蔵庫から失敬したイモとニンジンとソーセージとキャベツと調味料を仕込んでおいた。

小学6年生のワクを連れて2時間以上前に登り始めているから、そろそろ小屋に到着していてもおかしくはない。

さて・・・靴紐を締めて登り始める・・・・か?

「あれは・・・なんだ?」

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何かオレンジ色の何かが、登山道入り口に立っていた。

「こっ、これはゴリラポッドじゃないか・・・しかもこの色、見覚えが・・・」

周囲に誰も居ないようだし、ひとまずは”あの人”に聞いてみよう。

しかし、携帯は繋がらないし、避難小屋で聞いてみるか。

前回登ったのは2011年06月だからなぁ。

でも、登山道は変わりないようだな。

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他のハイカーは、入り口あたりで2人だけ見かけた。

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2013.10.12 13:36 GPS高度 612m マスキ嵐沢

少し台風の影響受けたのか、少しだけ荒れたような印象を受けた。

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でも、水量もほどほどでトレイルに影響は無さそう。
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立派なキノコ発見。
ブログを書いている今、画像だけで調べて見ると「ナカグロモリノカサ」ではないだろうか。
胃腸系中毒を引き起こすと書いてある。
カサの裏などの写真も撮らないとキノコは判らないなぁ。
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「チシオタケ」というキノコに似ているが、色が黒っぽいのが疑問だ。
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2013.10.12 14:13 GPS高度 834m 一軒屋避難小屋
一軒屋避難小屋も変わりない。
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ここで一泊するのも面白いだろうな。
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一軒屋避難小屋を出発してまもなく、上からなにやら声がする。
「ヤッホー!!」
子供の声だろうか。
もしかしたらワクじゃないか?
・・・しかし、頂上にはまだ遠いが・・・まさか、まだこんな所に居たのか!?
とりあえず
「やっほー!!」
と、返すと、向こうからまた「ヤッホー!!」と返ってきた(^_^)
近いな・・・・ 
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と、思ったら直ぐ真上に居た!
「だはは、ワクがなかなか登らないんだよ!」
と愚痴をこぼす隊長。
まぁまぁ、ゆっくり登りましょう、今日は頂上泊ですからね、もう少しです。
おお、そうだ、隊長ゴリラポッドを持ってませんか?
「うん!? あるよ、、、ゴソゴソ、、、んんん、あれ。。無いぞ?」
コレなーんだ? 登山道入り口で拾ったゴリラポッドを渡す。
「うわっ! なんで!? なんで持ってるの?」
それは、こっちが聞きたい!!(^0^)
という、再開を祝したコントを山の中腹でやって、爆笑した。
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でも、ワクの「頂上まだぁ!?」攻撃は延々と続く。
なるほど、これは恐ろしい攻撃だ。
すぐに休憩しようとする。
なんとか、なだめすかして登らせよう。
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うわぁ、なんか旨そうなキノコがビッシリと着いている木を見つけた。
しかし、手は出せない。
写真だけでは何のキノコか判らない。

2013.10.12 16:13 GPS高度 1276m 西丹沢 畦ヶ丸(あぜがまる)頂上
随分と時間を食ってしまったが、頂上に到着。
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避難小屋にはまだ誰も居なかったが、夜にかけて誰かしらやってくることも有るだろう。
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避難小屋は頂上ではないので、約100m離れたところにある畦ヶ丸頂上へ、荷物を置いて歩いて行く。
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この畦ヶ丸頂上が西丹沢から山中湖への主脈尾根縦走の起点となる。
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10月の夕刻になると肌寒い。
避難小屋に入って夕飯にしよう。
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隊長に聞くとアルファ米の食料しか持ってきていないという。
よし、じゃあポトフを作りましょう!
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あっ餅が有るから焼こう!、と隊長。
焼いた餅をポトフに入れて煮込む。
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残った餅は醤油で頂きます。
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アルファ米でチーズリゾットも作りました。
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そして、牛乳は・・・・
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なんと、フルーチェ!?
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隊長曰く、
「フルーチェのもとは買ったんだけど、牛乳を買うのを忘れて、後から来てくれて助かったよ」
しかし、山でフルーチェとは恐れ入りました。
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でも、冷蔵庫もないのにフルーチェって作れるのか? 旨いのか?
これが、ちゃんとプルンプルンで固まるし、甘くて食後のデザートにピッタリ!
登山の後に甘い物は贅沢だよなぁ。
山フルーチェ・・・・オススメです。
食後は寝るまでトランプ大会。
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延々と大貧民をやり続けます。
この日、避難小屋には僕らだけだったので3人で思いっきり避難小屋を満喫しました。
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さて、明日も早いし寝るとするか。
西丹沢縦走開始は、明日からです。

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