ハイキング企画:「北鎌倉 天園(てんえん)ハイキング・コース ソロ」 [ハイキング企画]
2011.06.11
天気が晴れたら、山サギと「矢倉岳から巡る、21世紀の森を歩く旅をしよう!!」ハイキングの計画はあったんだけど、土砂降りの雨の予感がしたので延期することにした。
夕方、釣りのために海を見に行ったが、濁った海とうねりが入っていて釣りの状況でも無くなっていた。
そんな時、知り合いのハイカーから「北鎌倉 天園(てんえん)ハイキング・コース」は良かったよという話を聞いていた事を思い出した。
少しくらいの雨で風が無いなら、鎌倉のハイキング・コースを雨具装備で歩くのも悪くないな。
2011.06.12 04:00
おっ、晴れ間が見えそうな感じがするぞ。
よしっ、雨具無し、軽装備、一人で行ってみるか!
2011.06.12 5:30 出発
どうやって北鎌倉まで行こうか。 とりあえず、歩いて行くことにした。
2011.06.12 06:04 バス乗車
藤沢橋を超えて柄沢に入ると、丁度大船行きのバスに巡り会った。
「渡りに船とはこのことだなぁ、ラッキー!」
2011.06.12 06:25 大船駅到着
ここからは、北鎌倉まで歩いて行こう。
2011.06.12 07:10 GPS高度 32m 明月院
予定は建長寺からハイキングコースに入る予定だったが、円覚寺と明月院を過ぎたところで天園ハイキングコース入り口の案内を見つけたので、建長寺をパスすることにした。
2011.06.12 07:10 GPS高度 83m 天園ハイキングコース入り口
どうやら、この細い道がハイキングコースへの入り口らしい。
昨日の土砂降りの影響がモロに出ていて、ドロドロっぽいルートになっているだろうな。
2011.06.12 07:29 GPS高度 128m
まさしく、道はぬかるんでいて、ネチョネチョのドロドロだったが、あっというまに尾根まで上がると然程は酷くないことがわかった。
一本道のように見えるが、いろいろな分岐道(ケモノミチ)があり、どこが本線なのか判断しないと紛れて入ってしまいそうだ。
タケ隊長、ここは調査のしがいがありますが、ものすごく時間が掛かりそうであります!
2011.06.12 07:38 GPS高度 141m 建長寺口
最初の予定では建長寺からハイキングコースに入る予定だったが、どうやら建長寺を通るためには拝観料300円が必要だったようだ。
ここからは、苔むした巨石の多いルートで静かで涼しいルートだ。
巨石をくりぬいてお地蔵様が祭ってあったりしている、昔は修行の場だったりしたのだろうか。
2011.06.12 07:54 GPS高度 119m 覚園寺分岐四差路
ここで、キノコ狩りをしている人に出会う。
話を聞いてみると、6月の梅雨の時期はキノコ狩りに適していて、昨日の土砂降り後の今日を狙ってきたという。
本日のターゲットは木耳(キクラゲ)だそうで、袋の中にはたんまりとキクラゲが入っていた。
僕もキノコはハイキングの旁らに採取をしてみたい山菜の一つだったが、何よりも毒が怖いのでチャレンジ出来ていない項目の一つだったのだ。
木耳の採取方法についてこの方にお教えを請いたいと思った。
早朝のハイキング・コースで出会っただけの者に快く木耳狩りの方法を教えて下さったこの方を、僕は「キノコ先生」と呼ぶことにした。
キノコ先生をよく見ると、ザイルとカラビナとエイト環で武装しており、関西方面の山々をせめていた山屋さんだったとのこと。
キノコ狩りを終えて山道を下るのが面倒になったら、ザイルとエイト環で降下してしまうのだという。
鎌倉の山でザイル降下するとは、恐れ入りました。
キノコ先生のレクチャーにより、木耳の見つけ方とヤブへの入り方、木耳の採取方法から色々と教えて頂きまして、ものの数分で片手一杯の木耳を得ることが出来ました。
先生によれば、この山では四季折々のキノコが楽しめるとの事。
新しく発見したキノコが食べられるのかについても、独自の研究をしているようです。
「これ、食べられそうだよね」
こっちは、シロウト目には食べられそうな・・・
しかし、こっちはどうかなぁー。
先生!くれぐれもお気を付け下さい。 先生なら大丈夫とは思いますが。
僕はキノコ狩りはしたいけど、キノコは知識が必要だからなぁというと、「また取りに来ないか」と誘って頂きましたので、「是非またよろしくお願いします!」とメアド交換をしておきました。
去り際に先生から沢山の木耳を分けて頂きました。
キノコ先生!木耳ありがとうございます。
いゃあ、梅雨時の味覚、木耳どっさり貰っちゃったぁ。
今日のご飯は木耳三昧~と歌いつつ、新たな出会いと新たな楽しみが加わりました。
天園ハイキングコースはまだまだ続く。
んー、なんで「ドロぬぐい」がこんなところに・・・
2011.06.12 8:58 GPS高度 162m 鎌倉パブリックゴルフ場
ドロぬぐいを過ぎると、いきなり開けた空間に出た。
ゴルフ場のクラブハウスの裏手に出た。
ゴルファーが沢山いるなぁ。
こんなところに、公衆トイレがあるのか。
ゴルフ場を過ぎるとまた山道に入る。
2011.06.12 09:05 GPS高度 166m 大平山頂上
横浜市内最高地点、天園峠の茶屋があり休憩使用かと思ったが、まだ準備中のようだった。
GPSは166mを示していたが、ここは159.4mだそうだ。
ここからも、分岐路が多すぎてどこを行けばいいのか、GPSと地図を広げて行ったり来たりする。
国鉄時代の送電線巡視路票が残っていた。
国鉄と聞いたら撮り鉄S氏が黙ってはいない・・・いや、収集鉄ではないから無視するかな。
2011.06.12 09:05 GPS高度 101m 瑞泉寺近辺
ここから南に下ることも出来るが、今回は、ここから鎌倉宮方面へ抜けることにした。
2011.06.12 09:44 GPS高度 45m
おお、石の階段になった、いよいよ天園ハイキングコースの終着点の一つに着いたようだ。
土砂降りの後で滑りやすい箇所もあったが、しっとりとした森の中を歩く事が出来る良いルートだった。
縦横にルート選択が出来るため、何回来ても楽しめそうな感じがした。
そのまま横浜方面に歩いて行くのも面白そうだな。
次は、キノコ先生とキノコ狩りに来ることになるだろう。
山道を歩いた距離は約9km、朝イチの運動には丁度いい感じだ。
この後は、鎌倉宮方面に歩いて、鶴岡八幡宮の手前で鎌倉駅方面に入り、鎌倉駅でJRで大船へ。
そうそう、家に帰ってから頂いた木耳を水洗いして、石突きを取りさっと湯通ししておいた。
夕飯には、味噌汁とコロッケの具にたっぷりと木耳を入れて貰って、爽やかなコリコリとした梅雨時の山の味覚を堪能しました。
旨かったなぁ。
おしまい。
天園は「てんえん」とよぶんだね。
これまでずっと「あまぞの」と呼んでましたし、人にも教えてました。
「あまぞの教」の開祖かもしれません。
以前、何度か歩いたコースですが、天気がわるいのか人がいませんね。
ゴルフ場から東京湾も見えるので、晴れた日はたくさんの人が歩いています。
僕も同じ日、源氏山から鎌倉図書館に抜ける尾根道の下山場所を調査しました。降りる場所はないのでピストンかな~という感じです。
by タケ隊長 (2011-06-18 10:03)
ざんねんながら、「あまぞの」の表記はありませんでしたね。
僕は元々「てんくに」と聞かされて行ったのですが・・・
隊長も当日山に入っていたのですね。
次は一緒に調査に行きましょう。
by onozone (2011-06-19 19:18)