ハイキング企画「大菩薩嶺」 [ハイキング企画]
色々と訳あって、西湖に行く予定が大菩薩嶺に変わってしまった。
2012.07.14 10:11 GPS高度 1570m 上日川峠(かみひかわとうげ)
東名高速の勝沼ICから国道411号線で裂石温泉を目指して進む。
本来ならば、大菩薩峠入り口あたりで車を止めて歩くところだったが、同行者の調子を考えると、上日川峠まで車で入るべきと考えた。
狭いつづら折りの山道を車で上って、上日川峠の「ロッヂ長兵衛」にたどり着いた。
いやあ、なかなか遠い道のりだった。
この日の天気は曇り、頂上付近は霧に覆われているようだった。
気温は20℃くらいだろうか、登ればもう少し下がりそうだ。
少し離れた駐車場に車を止めて、出発の用意を調える。
今日の相棒は、かなり久しぶりに会う友人の「ドクター」だ。
※ドクターの愛称は僕が付けたものだが、職業は医者ではない。 マッドサイエンティスト系の釣り師且つ車いじり屋であり、何でもかんでもチューンナップと称して人でも物でもイジクリまくるので「ドクター」と名付けた。 一部の人には「アミバ様」と言った方が判りやすいかもしれない。
ロッヂ長兵衛の近くの駐車場は埋まっていたため、少し奧にある無料の駐車場から歩く事になった。
ロッヂ長兵衛では登山客がテラスで食事をしていた。
今日の天気はイマイチではあるが、登山客は結構入っているようだ。
既に10時を過ぎているため、僕らはかなり後発組といったところだろう。
ロッヂ長兵衛の脇の道は、この先にある山小屋「福ちゃん荘」へと続く。
アスファルトの道を進んでも、山道を進んでも到着先は同じようだ。
山道は笹藪に覆われているが、しっとりとした緩やかな登りの良いハイキングコースだった。
2012.07.14 10:46 GPS高度 1706m 福ちゃん荘
福ちゃん荘 標高1720mに到着。
気温は18℃、風は殆ど無いが涼しくて気持ちがいい。
登山客のおばさんおじさん達が沢山集っている。
左に進むと直接「大菩薩嶺」への急登となり、右に進むと「大菩薩峠」への緩やかな登りのコースを楽しめる。
ドクターは「大菩薩峠」にある山小屋「介山荘」に行きたいと言う。
その昔同じコースを登ったことがあるらしいが、どんなルートだったか忘れてしまったと言う。
そのため、今回もう一度頂上付近の同じルートを登って見たいということだった。
昔登った懐かしいルートを登り返すというのも、歩みを進めるごとに記憶が蘇っていいだろうね。
そんなわけで、ルートは右を選択し、一路「大菩薩峠」を目指すことにした。
By the way....
この男、水を見つけるとニヤリと冷ややかな笑みを浮かべて凶暴になるのを忘れていた・・・
もう、やめなさいって! いい歳なんだから(笑
もう、濡れちゃってるし。
それはともかく、小さいけれど良い渓流ですなドクター。
沢沿いに登れば、イワナが居そうじゃないですか。
ちょっとガスってきましたか。
2012.07.14 11:34 GPS高度 1898m 大菩薩峠
大菩薩峠 公称標高1897mに到着。
ここには、山小屋「介山荘」があり、ドクターにとっても思い出深いところだった。
晴れていれば、 上日川ダムの大菩薩湖を眺め下ろす景色が見られたはずであるが、真っ白である。
今日のお昼はココで食べることにした。
棒ラーメンは持ってきていたが、コンビニで見つけたコイツが気になって、仕方なくカップ麺を購入。
食べかけの絵ですみません。
味はまずまずでした。
大体、こういう所で食べるラーメンはなんでも旨いことになっているんです。
今日は、さらに厚切りハムおにぎりをフライパンで焼いて食べます。
焼くと香ばしくって、ジューシーでウマイ。
ここは少し風があるため、霧が登ってきては僕らにぶつかって通り過ぎていく。
涼しくて気持ちがいい。
ご飯を食べて一息ついたら、さぁ大菩薩嶺を目指して出発だ!
おおっ、霧が晴れていくぞ。
大菩薩湖が見えた!
晴れていたら、きっと眺望は素晴らしいものだったに違いない。
振り向くと、介山荘が小さく見えた。
2012.07.14 12:36 GPS高度 1940m さいの河原避難小屋
大菩薩嶺の写真でよく見る光景が目の前に!
これ、これだよ、この風景が見たかったんだ!
荒涼とした山裾に広がって点在する大きなケルン? ここは「さいの河原」。
僕も石を一つ積んできました。
いやぁ、ドクターもはしゃいでますね。
さいの河原避難小屋は中を見ようとしたけれど、なかなか扉が開きませんでした。
これじゃ避難できないよ。
さいの河原を通り過ぎると、急に岩場に入ります。
2012.07.14 12:52 GPS高度 2003m 神部岩
この岩、「神部岩(かんべいわ)」というらしく、公称標高 2000m。
またしても、霧が濃くなってきた。
霧が濃いと、まさしく「三途の川」沿いを歩いているような気分になる。
ここが大菩薩という名前を付けられた理由がわかったような気がする。
ドクターファンへのサービスカット。
2012.07.14 13:05 GPS高度 2033m 雷岩
雷が多いところなんだろうな、雷岩の名称が付けられている。
気がつくと、もの凄い数のハエ、ヤブ蚊などの羽虫がブンブンと飛び回っている。
もの凄くうっとうしい。
2012.07.14 13:27 GPS高度 2056m 大菩薩嶺
ついに目的地の大菩薩嶺に到着。
予想に反して、周囲を木々に囲まれた頂上だった。
頂上というより、尾根道の途中のようなてところで、およそ頂上らしくはない。
前日に降った雨で道はぬかるんでいる上に、大発生している羽虫のために早々に撤退する。
一路、雷岩まで引き返して下山。
この下山道は急坂で、ここを登って来る人達は辛そうだった。
2012.07.14 14:24 GPS高度 1727m 福ちゃん荘
長い下りを降りきって、福ちゃん荘に戻ってきた。
さすがにこの時間では登に行く人影は無い。
2012.07.14 14:42 GPS高度 1618m ロッヂ長兵衛
お疲れ様でした。
短いハイキングだったけれど、大菩薩嶺の山容がよく判った。
次回来ることがあったら、もう少し脚を伸ばして縦走路を設定して歩いてみたい。
2012.07.14 15:19 大菩薩の湯
帰りは「大菩薩の湯」に立ち寄って汗を流してきた。
大人3時間 600円、高アルカリ性泉で水素イオン濃度10.05を記録する泉質でクリアなお湯なのに、ヌルヌルとする気持ちのいいお湯だった。
もちろん、牛乳も置いてある。
残念なことに地元の牛乳メーカーのモノでは無く、明治乳業のものであったが・・・
とりあえず6本を立て続けに頂きました。
休憩室で仮眠。
窓を開放して涼しい休憩室での仮眠は気持ち夜かったぁ。
久しぶりのドクターとの山行は、とても面白かった。
初めて金時山を登った時のメンツで残っているのはもう少ないが、ヤマサギを入れてまたどこかの山歩きに行こうよ。
おしまい。
おばんです。
先週はお疲れ様。
”高原の水澄まし”?! と言われた私ですから、放水行為は何歳になっても止めません(笑)
”食事亭かえる”はちかじか探索に行ってきますよ(爆)
秋になったら情報将校を加えて、山へいきましょうか。
by メカ内裏 (2012-07-21 23:29)
ドクターファンからのファンメールが沢山・・・
放水というかウォーター・テロリストですがな。
水が好きな物同士、「かえる」とは相性がいいでしょう。
そうですね、秋になったら計画立てましょう。
by onozone (2012-07-24 00:16)