ハイキング企画「丹沢ソロハイク 檜洞丸、臼ヶ岳」 [ハイキング企画]
急に思い立って、一人で山に登りに行くことにした。
どこに行こうか?
そうだ、西丹沢の「つつじ新道」はまだ歩いたことが無いぞ。
この際、「檜洞丸」を超えて「蛭ヶ岳」まで行ってしまうか!
結果としては、臼ヶ岳にたどり着いたところで、天候が急変したため、蛭ヶ岳を諦めて戻ることになった。 (あと2kmくらいだったんだけどなぁ。)
2012.10.14 05:30 西丹沢自然教室
まだ薄暗い早朝に到着。
駐車場は余裕で空いているだろうと思ったら、数台分しか空いていない。
その後も続々と登山者の車が到着してあっという間に満車となった。
振り返ると「畦ヶ丸」がよく見えた。
遠くから「どぉーん、どぉーん」という音が聞こえる。
雷だろうか・・・
やばくなったら引き返そう。
2012.10.14 07:25 GPS高度 758m ゴーラ沢出合
「ゴーラ沢出合」に到着。
んーと、どこに行けばいいんだ?
なるほど、徒渉(としょう : 川を歩いて渡ること)してゴーラ沢の向こうに行けばいいのか。
右の沢が「東沢」でそのまま進むと「ユイバシ沢」、右が「ゴーラ沢」というところ。
ここからが、「檜洞丸」への本格的な登りの道となるようだ。
遠くから聞こえる「どぉーん、どぉーん」はずっと続いている、、、不気味だ。
ここまで、誰にも会わずに登って来たが、ここでおじさんソロハイカー2人に道を譲って貰った。
展望台という道標には惹かれたが、まずは「檜洞丸」に登ってしまいたいので真っ直ぐに進む。
2012.10.14 08:58 GPS高度 1488m 紅葉
ようやく紅葉している木を見つけることが出来た。
やっぱり紅葉はいいね。
2012.10.14 09:14 GPS高度 1606m 檜洞丸
「檜洞丸」 公称標高 1600mに到着。
ユーシン沢から登って以来の頂上だ。
あのときもソロで登ったが、帰りは真っ暗になってしまったなぁ。
今日はまだ朝だし、少し休んだら出発しよう。
気温はだいぶ暖かくなり、19℃を示していた。
2012.10.14 09:38 GPS高度 1576m ランプの山小屋「青ヶ岳山荘」
こぢんまりとした佇まいの、その名の通り青い山小屋に見えた。
帰りに寄らせて貰おう。
さて、ここからは下りの道が続く。
野アザミが登山道を覆い隠さんばかりに伸びているため棘が痛い。
途中は切れ落ちた場所もあり、下山道としてはなかなかスリリングな場所もある。
この階段の上部は今年の台風で一部崩壊したらしいが、既に復旧され迂回路が作られていた。
2012.10.14 10:41 GPS高度 1271m 神ノ川乗越
300-400m程下ってきた。
地図を見ると水場のマークがあるが、どこにも案内は無い。
おそらく、この道標を無視して真っ直ぐ進めばありそうだが・・・
今回は調査しないことにした。
立ち枯れの巨木にキノコが沢山生えている。
種類が特定出来ないが、旨そうにも思える。
チャレンジはしないけどね・・・
相変わらず遠くから「どぉーん、どぉーん」という音が響く。
2012.10.14 11:11 GPS高度 1460m 臼ヶ岳
臼ヶ岳 公称標高1460mに到着。
急に「靄(もや)」が出てきて温度が下がる。
20℃近かったハズが15℃になっている。
蛭ヶ岳まであと2kmだったが、あの音も気に掛かる・・・
蛭ヶ岳頂上は「靄」か「雲」か判別出来ないものに飲まれている。
残念だけど、今回はここで引き返そう。
だけど、蛭ヶ岳を見ながらコーヒーを飲もうか。
コーヒーを飲みながら蛭ヶ岳を望む。
ここまでの道のりを反芻して振り返る。
地図を広げて、エスケープ・ルートも模索するが、元来た道を戻るのがベストのようだ。
いざとなれば青ヶ岳山荘もあるしね。
2012.10.14 12:30 GPS高度 1327m 源蔵尾根
源蔵尾根に戻ってきた。
蛭ヶ岳側からの戻り道だと補修された迂回路がよく判る。
ここから、源蔵小屋尾根へ下るルートもあるが、ヒワタ沢への道は消えかかっていると聞いた。
秋の丹沢を歩く一人旅は終わった。
冬の始まりを、少しだけ感じられた旅だった。
おしまい。
こんばんは
丹沢の紅葉も始まったようで、
静寂の西丹沢も良いものですね。
へばせば…
by 山おやじ (2012-10-21 21:08)
そうですね、紅葉がたくさん見られるのは来週以降でしょうか。
また丹沢に歩きに行きましょう!
by onozone (2012-10-21 21:38)