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ハイキング企画「鎌倉 衣張山」 [ハイキング企画]

ハイキング足跡も随分と溜まってしまった、追いつかないと・・・


2012.12.07

電車の中で撮り鉄S氏は「鎌倉に「衣張山」という山があるんですよ」と言う。

行ったこと無いなぁ・・・よしっ、「行ってみますか!」ということになった。

ついでに鎌倉を散策をしてみましょう。

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2012.12.08 10:33 GPS高度 8m 逗子駅

藤沢駅で撮り鉄S氏といつも通りに待ち合わせて、逗子駅まで電車で移動。

逗子駅に降り立つ。

天気は快晴だったが、案外風が強かった。

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さて、最初はどっちに向かうのが良いのかなと、観光案内の地図を見ていると・・・

観光案内ボランティアの腕章を付けたおやじさんに声を掛けられた。

「観光かい?、説明するよ」 

よく見れば目の前に観光案内ボランティアの旗がはためいていた。

ハイキングコースを丁寧に説明するおじさんの話を聞く。

「30円でボランティアが作った手書きのハイキング・マップもあるよ。」

「買わせて頂きます!」

ここには載せないが、手作りの良く出来たハイキングマップを握りしめて、逗子駅を後にした。

鎌倉駅方面へ進み、「なぎさ通り」へ。

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JRの踏切を渡って進む。

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岩殿寺への案内の看板が出てきた。

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ボランティアのハイキングマップにもこの寺の魅力について書かれていたので、見ていくことにした。

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山門の前には「板東三十三観音」の石碑が33個並ぶ。

撮り鉄S氏は寺には興味が無いそうだが、なぜだかこういうモノに詳しい。

手水で清めて先に進む。

どうやら奧に長いお寺のようだ。

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何段あるのか判らないが、随分と階段を登った。

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振り向けば逗子湾が見える高さまで上がったようだ。

尾根に囲まれた狭隘(きょうあい)な土地に建てられた歴史有る寺の細長い階段を歩く。

 

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今にも崩壊しそうな「あずまや」に出た。

眺めも良いし少しここで休憩しよう。

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今日の行動食は「羊羹」。

ようかんを食べるには良いところだ。

先に進むと、観音像が祭られている。

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観音像の前に整然と並ぶ石碑は「秩父三十四カ所」札所。

きっちり34個の石碑が並んでいる。

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この寺の頂はぐるっと散策出来るようになっており、聖徳太子や岩窟などあって楽しめるようになっている。

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さて、「岩殿寺」の寄り道はこの位にして、ハイキングコースに戻ろう。

 


2012.12.08 11:48  GPS高度 10m 久木東小路

JR横須賀線の線路沿いに戻って「名越切通」を目指す。

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踏切を渡り、住宅街へと吸い込まれていく。

 

県道311号線を見下ろすように登る住宅街の道。

小坪トンネルの上に住宅が建ち並んでいる。

その脇から「名越切通」へと進むハイキング・コースに入れるようだ。

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入って直ぐのところに「名越切通」について看板がある。

鎌倉幕府が尾根を掘り割って作った道で、なるほどまさしく切ったような道であった。

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だが、その前に「まんだら堂やぐら群」というのがあるようだ。

「まんだら堂」とはなんだろう?

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鎌倉とは思えないロック感いっぱいな道が現れた。

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やがて、「まんだら堂やぐら群」がある場所に出た。
普段は公開されないところのようだ。
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おお、あれが「やぐら群」か!

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死者を弔うものだったらしく、ぐるっとやぐらが取り巻く中心には、今は何も無いがかつては「まんだら堂」という建物が建っていたらしい。

「まんだら堂」が健在だったころも、今と同じく紅葉が美しかったに違いない。

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さて、次は本命の衣張山を目指そう。

 


2012.12.08 12:37 GPS高度 115m パノラマ台

ここが衣張山かな? と思ったが、地図を見るとそうではないようだ。

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遠くに江ノ島が見える、とても見晴らしの良い場所だったが、今日は風が強く冷たい。

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パノラマ台を後にして、衣張山への道へ。

だが、ハイランド住宅街に出てしった。

左の公園への道の奧に登山道があるようだ。

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2012.12.08 13:04 GPS高度 122m 衣張山

開けた場所に出たが、特に標識や山名を示すモノは無い。

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うっかり通り過ぎてしまっても判らない場所だが、GPSで確認するとここが「衣張山」の頂上に間違いなかった。

地図上の標高は120m、眺めは良いがやはり風が強い。

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よくよく辺りを見回すと「衣張山 特別保存地区」とあった。

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おっ、三等三角点もあるじゃないか。

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今日は良く猫に出会う。

見かけによらず、人に慣れた猫と思ったら、登山者が連れてきたペットのようだった。

ここからの眺めも良かったが、寒いので降りてしまおう。

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お腹も減ったしなぁ。

今日はクッカー装備は持ってきていないので、鎌倉のどこかでお昼にしましょう。

どうせなら、ちょっとリッチに洋風のコースなんかいいな。

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下山道は、日陰の緑が多いルートになっていた。

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人里に出ると、「田楽逗子のみち」という通りだった。

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お腹減ったなぁ。


2012.12.08 14:24 GPS高度 15m イタリア食堂「Trattoria Fonte」

おっ、あの店なんかちょっと洒落てません?

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イタリア食堂「Trattoria Fonte」(トラットリア フォンテ)さん。 

パスタ・ランチ、とっても美味しかったぁ。

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日だまりの中でいただくイタリアンは美味しかった。

オーガニック・パスタランチ 1260円のコース。

前菜は共通。

撮り鉄S氏は、「地物シラスと有機トマトソースのスパゲッティ」

僕は、「ブロッコリーとカリフラワーのスパゲッティ・パルミジャーノ風味」

食後の飲み物に、僕はエスプレッソを頼んだ。

苦くて濃いエスプレッソはとてもウマイ!

 

さて、これからどこへ行きましょうかね。

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撮り鉄S氏「ここには源頼朝の墓があるんですよ。」
ナニッ! ヨリトモの墓ですと!
それは是非とも見てみたい、源氏の頭領、武士の世の中を謳歌した人の墓はどんなに豪勢な墓なのかッ!! 
いや、鎌倉に脚を何度も運んでいるのに、征夷大将軍に出会っていない(会えないけど)などあり得ない。
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2012.12.08 14:29 GPS高度 18m 源頼朝の墓(法華堂)

時の流れなのか、鎌倉時代の寵児、源頼朝の墓がこんなに小さい墓であったとは驚きだった。

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一時代を気づいた”もののふ”とはいえ、今は夢の跡。

鎌倉に”いいくに”を作った偉人であったに違いない、歴史を感じる町に深く感銘を覚えた。

 

最後に、「祇園山ハイキングコース」というのが有るらしいので、探して歩いてみることにした。

少しまよってウロウロと歩いたが、入り口をようやく見つけた。

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えっ、「腹切りやぐら」!?

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元弘3年に新田義貞に攻め込まれ、敗走した北条高時ら一族郎党800余人と共に自決した場所だそうだ。

この中には卒塔婆が何本も立てかけられているが、800人には足りていないように思える。 

後で知ったことだが、ここは有名な心霊スポットらしく、ググっただけで色々な話があるようだ。

夕方とはいえ、非常に冷ややかな冷気に包まれた場所だった・・・。


2012.12.08 15:29 GPS高度 50m 祇園山見晴台

祇園山の見晴台へと歩みを進める。

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太陽は随分と傾いてしまい、夕日になりかけている。

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さて、祇園山に別れを告げて降りる事にしよう。

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祇園山ハイキングコースは「八雲神社」の脇から出るようになっていた。

神社の脇から「ぬっ」と出てきた僕たちは、参拝者達から「何者?」という視線を貰うことになった。

「こんなところがハイキングコースの出入り口になっているのか・・・」 

滑川に掛かる橋に差し掛かると、撮り鉄S氏が「カワセミが居る!」と言う。

マジですか、鎌倉の町の中にカワセミが居るんですか?

ファインダーの向こうに蒼い羽、えんじ色の胸の鳥が居た。

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わー、これがカワセミか!!
初めて自分の目で見た。
しばらく目の前に居てくれたが、もう寝る時間なのか消えてしまった。

2012.12.08 15:49 GPS高度  0m 妙本寺

門構えの立派な寺があったので見ていくことにした。

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六角堂かと思ったら、なんと、これは幼稚園だそうだ。
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晩秋押し迫る鎌倉。 鎌倉の山々を巡る山旅はこうして終わった。

おしまい。

 


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山おやじ

こんにちは。
最近ブログの更新が無いようで…
アイゼンの具合はどですか?
現実逃避がしたくて、昨日鍋割り山にうどんを食べに行ってきました。
丹沢も結構白いですよ。
帰りに塔の岳に寄りましたが頂上付近では簡易アイゼン着けました。
そのうちブログ更新しますので見てください。
ではでは。

by 山おやじ (2013-01-27 09:02) 

onozone

ブログを更新する時間が取れてないので遅々として進みません。

Facebookには投稿してるんですが、北八ヶ岳にスノーハイクに行ってきました。

アイゼン良かったですが、スノーシューか、ショート・スキーが欲しくなりました。

スキーか、本沢温泉に行きませんか? 木曽駒か西穂高当たりもロープウェーで行けるからイイですよね。

山おやじブログ見てますよ、日帰りで丹沢も行こうと思ってます。
行きましょう!
ってか、行きたくて仕方ない・・・・けど今週は仕事だった。

by onozone (2013-01-27 23:04) 

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